開発ストーリー

開発ストーリー

 NAIAは、1914年に東京都日本橋本町で創業したアステナグループが、石川県珠洲市で地域資源、文化の継承を目指して2024年に立ち上げたナチュラルヘルスケアブランドです。

 アステナグループは、誠実、信念、貢献を3つの基本信条とし、医薬・化学・化粧品・食料品の製造販売を手掛けてきました。そして、創業以来変わらぬ考えを貫きながら、時代と自然に調和した新しい価値を生み出すため、奥能登地域に拠点を構えました。



 奥能登は、日本海から山間地まで、絵巻のように景色が移り変わり、四季折々の魅力に溢れています。山海の幸に富む営みは国連食糧農業機関(FAO)により、この国で初めて世界農業遺産の認定を受けました。また、何世紀にもわたり受け継がれてきた職人の技術は自然の恵みを生かし、素晴らしい素材を生み出しています。

 ここで生み出される日本酒は、繊細な甘みと芳醇な香りが特徴です。この特性に、NAIAの開発チームは、可能性を見出しました。高糖度の酒粕から保湿力の高い成分を抽出できるのではないかというアイデアが浮かびました。しかし、このアイデアを実現するには、滅菌処理の難しさに立ち向かう必要があり、試行錯誤を重ねて開発した酒粕エキスは、素晴らしい保湿力を持つ美容液となりました。日本酒から得たインスピレーションが、大きな可能性を生み出し、NAIAを誕生させました。

 この地で何世紀にもわたり引き継がれてきた伝統は農漁業から、塩、木炭、そして酒造りに至るまで、種々のものづくりに繋がっています。素材のプロフェッショナルである職人は、自然と調和した商品づくりを目指す私たちの大切なパートナーです。全ての技に敬意を払いながら、現代的な姿に蘇らせるべく情熱を傾けます。