NAIAの製品づくりの根底にあるのは、私自身が能登で過ごす中で感じた 「時間の流れの豊かさ」です。

本社機能の一部を能登に移してから、自然と共にある暮らし方、人と土地の関係性、そして「急がない」という文化に触れました。


世界遺産 「能登の里山里海」 に象徴される、人の営みと自然が寄り添う風景。

深海に静かにとどまり続ける 「日本海固有水」が教えてくれた、揺るがない静けさ。

そして世界林業遺産 「能登のアテ(ヒバ)林業」 に息づく、世代を超えて続ける美しい循環。

これらの体験が、NAIAのものづくりの軸をつくりました。


能登で出会った素材——酒粕、菊炭、コメヌカ、揚げ浜塩、能登ヒバ。

どれも長い時間をかけて育まれた恵みです。

私たちはその価値を最大限に活かしながら、110年の研究力を背景に、日々の暮らしに静かに寄り添うプロダクトへと丁寧に仕立てています。


丁寧に暮らすことは、何かを完璧にすることではなく、「気づく余白を持つこと」だと思います。

NAIAの製品が、そんな小さな「心地よさへの気づき」をお届けできたら幸いです。

能登から受け取った豊かさを、あなたの生活へ。

これからも真摯なものづくりを続けてまいります。

株式会社NAIA
代表取締役 清水