炭は、その優れた吸着作用で毛穴の汚れや余分な皮脂を取り除き、肌を清潔に保つ天然素材です。
NAIAの洗顔フォームに配合している菊炭(きくすみ)は、珠洲市の東山中集落で炭焼きを営む「ノトハハソ」のもの。能登のクヌギを材料に、職人が伝統技法で丁寧に焼き上げた炭を使用しています。

クヌギを丁寧に手焼きした美しい菊炭
菊炭とは、切り口が菊の花のような模様になる美しい炭のこと。茶の湯の中に含まれる不純物を取り除き、まろやかな味を引き出すのに役立つとされ、茶道用に使われています。
手焼きの炭は空気を多く含み、粒子が細かく多孔質で、穴に汚れを効率よく吸着。透明感と輝きのある肌へと導いてくれます。

素材の生産者
ノトハハソ
珠洲市の山間に工房を構える「ノトハハソ」。周辺の里山に炭材となるクヌギの木を植え、代表の大野長一郎氏が昔ながらの手法で手焼きしています。
秋に伐られた木の切株には、翌春「ひこばえ」と呼ばれる新芽が生まれ、数年後にはまた伐ることができます。ノトハハソは森の恵みを活かし、炭を通じて持続可能なライフスタイルを提供しています。